無料で使えるブログサービス Tumblr は会社のホームページや法人のウェブ拠点として適していないと考えています。
当記事では、Tumblr が会社ホームページとして適していない理由をご紹介します。
Tumblr とは
Tumblr はマイクロブログサービスと言われ、様々なコンテンツ投稿が可能なサービです。
無料で使え、独自ドメインにも対応しているために、会社ホームページや法人のオウンドメディアポートフォリオサイトとして利用している方も多くいらっしゃいますね。
ユーザー数もサービス開始以降伸びている人気のサービスです。
Tumblr の機能
Tumblr の機能を簡単にご紹介します。
- ブログなどコンテンツごとの投稿機能
- Tumblr 独自のリブログ機能
- 独自ドメイン対応
- テーマ編集機能
大まかですが、こんな感じです。
Tumblr はテーマがカスタマイズ対応しているので、ブログ機能に留まらず、会社ホームページなどちょっとしたウェブの拠点にすることができます。
Tumblr は会社ホームページ・法人拠点として適しているか
さて、本題の Tumblr が会社ホームページや法人拠点に適しているかですが、現在のところ全く向いていないと考えています。
向いていない理由を3点挙げます。
- Tumblr のリブログが期待できない
- 編集可能な管理画面など機能が貧弱
- 拡張性に乏しく将来が不透明
1.リブログが期待できない
Tumblr はリブログという Facebook でいうシェアや Twitter のリツイートのような拡散機能があります。
ただ、基本的にこのようなシェア機能は法人コンテンツと相性がいまいちですし、Tubmlr のユーザー数でしたら、拡散は他の SNS に期待した方が良いと考えています。つまり、積極的に Tumblr をビジネス使う理由が無いのです。
2.編集可能な管理画面など機能が貧弱
Tumblr の管理画面は、WordPress などに比べるとかなり貧弱です。
会社ホームページでしたら、例えば過去のリリース投稿を編集したくなったりします。しかし、そういう際に Tumblr は過去の投稿を一覧にして編集可能な管理画面がありません。一応投稿の編集自体はできるのですが、投稿数が多くなるとかなり手間となります。
正直、ビジネスの効率性の観点からは全くお勧めできません。
ユーザー管理もできませんのでセキュリティの視点からビジネス用途として疑問です。
一応テーマの編集はできるのですが、開発環境を用意できないなど拡張性に乏しくできることは限られています。
3.将来が不透明
Tumblr は将来が不透明な状態にあります。
世界最大のポルノサイトが成年向けコンテンツを禁止したTumblrを買収したがっている – GIGAZINE
このような記事にあるように、元々 Tumbrl は米国のヤフーに1200億で買収されたと後に、0円評価となり、現在は Verizon 参加となっており今後は不透明です。
先が読みにくい不透明なプラットフォームに会社ホームページなど法人の拠点を置く積極的な理由は無いと考えています。
まとめ
当記事では、Tumblr は法人のウェブの拠点として積極的にお勧めできない理由をまとめました。
Tumblr で会社のホームページを開設してしまったものの、WordPress に移行したいという方は多いかもしれません。
当社では Tumblr からの WordPress 移行をにも対応しています。
ご興味のある方は、お問いあわせよりご連絡ください。
CAMON.TOKYO の吉澤修です。
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