「Serposcope」の一括キーワード登録シートを作りました

Serposcope でキーワードの登録シートのフォーマットを作成しました。
Serposcope の運用に役立ててください。

Serposcope で大量キーワードを一括登録

Serposcope はキーワードの一括登録に対応しています。

一括登録の場所

一括登録は GROUPS > 各グループ > ADD SEARCH からキーワード登録が可能です。

一括登録のフォーマット

一括登録のフォーマットは説明に書かれています。

keyword,country-code,datacenter,device,local,custom

つまり日本語なら以下のような並びです。

キーワード,国コード,データセンター,デバイス,ローカル,カスタム

このような並びでキーワードをいれれば一括登録ができます。
たくさん項目があるように見えますが、最初のキーワードの項目さえあればつかえるので、どんどん一括登録を活用していきましょう。

一括登録シート

キーワードを一括でまとめられるようにキーワードシート🔗を作成しました。

こちらの図は、シートから Serposcope へキーワードをコピーした例です。

シートは自由度高く利用できますので、このようにキーワードをいれて管理するとキーワード運用が楽になります。

Serposcope に同じキーワードを入れても重複は無視してくれます。シートを利用してキーワード管理に役立てて行きましょう👍

検索順位チェックツール「Serposcope」とは、その使い方

無料で使える Serposcope は検索順位チェックツールの中でも珍しい存在です。
その他多くの検索順位チェックツールは有料ツールとなるからです。

とはいえ、Serposcope は無料で使える上に役立つ強力なツールです。
ぜひ Serposcope を活用して SEO に役立ててください。

Serposcope のインストール

ダウンロード から Serposcope をインストールして回答します。
インストールファイルがあるのでインストールしてください。

Serposcope の起動方法

Mac

ターミナルから java ファイルを直接起動します。
起動方法は以下のような構文を使います。

java -jar serposcopeのパス

java コマンドが使えることが前提条件になります。
私の場合は、Downloads ディレクトリに配置しているので、以下のように起動しています。

cd ~/Downloads && java -jar serposcope-2.12.0.jar

起動したら、http://127.0.0.1:7134/ というアドレスにブラウザでアクセスします。Serposcope の画面が表示されたら成功です。

キーワードの追加

キーワードを1つ追加

GROUPS > 各グループ > ADD SEARCH からキーワードを追加できます。

キーワードを一括追加

ADD SEARCH から BULK IMPORT で一括のバルクインポートが可能です。

SEO 対策として URL 変更時の対応

サイト運用での、URL 変更には注意が必要です。
URL 変更によりアクセスが減少するケースがあります。

URL を変更してアクセスできない URL が発生すると、検索エンジンからのアクセスが減少する場合があります。

SearchConsole でアクセスできない URL を確認しよう

まずはサイト運用で URL を変更した後は SearchConsole で確認しましょう。
もし Google のクローラーでエラーが発生していれば確認できます。

SearchConsole カバレッジエラー
SearchConsole カバレッジエラー

エラーが発生している場合、検索エンジン側はその URL が存在しないと考えて検索表示を減らすなどの対応をとる場合があります。検索エンジンの表示回数が下がれば当然アクセスが減少する可能性があります。

404で検索流入が減ったケース

404エラーと検索流入の関係
404エラーと検索流入の関係

この画像は、あるサイトのアクセス数です。検索流入があった記事の URL を変更してステータスエラーがでた結果、検索アクセスがほぼなくなってしまいました。

このような事態を回避、もしくは復旧するための対応策をご紹介します。

対応1:旧 URL から新 URL へ301リダイレクト対応をする

エラーが出ている URL は新 URL へ301リダイレクトを設定します。

つまり、古い URL へのアクセスがきた時に、新しい URL が表示されるようにするわけです。

リダイレクトを設定の後、Google サーチコンソールからエラーの検証を行います。検証には時間が少しかかります。設定が済んだら、少し待ってから確認しましょう。

対応2:サイトマップを更新する

古い URL の登録されているサイトマップを送信し続けていると、検索エンジンのクローラーが、古い URL を追い続けてしまいます。

サイトマップを更新して、新しい URL を登録してください。

サイトマップ更新周りは以下の記事もご覧ください。

https://camon.tokyo/category/analytics-improve/search-console/

最低限で始める SEO 対策ツール

ビジネス上の SEO 対策を行う際、無料のツールで十分な SEO 対策が可能です。

この記事では、SEO 対策を行う上での最低限のツールをご紹介します。

SEO対策ツール

SEO 対策で役立つツールは次のようなものがあります。

  • アクセス解析ツール
  • キーワード分析ツール
  • 検索順位分析ツール

SEO 対策のツールは完全に使うだけでプラスになるタイプのものです。ツールを使うことでビジネスで成果を出してください。

アクセス解析ツール

  • GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)
  • SearchConsole(サーチコンソール)

GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)

GoogleAnalytics は SEO 対策初期から導入しましょう。
これを抜きには話が始まらないという GoogleAnalytics です。

まずは GoogleAnalytics を導入してアクセス数を見てみましょう。

SearchConsole(サーチコンソール)

SearchConsole は SEO 対策初期から導入しましょう。
SearchConsole を導入することで、サイトへの検索流入の具体的なキーワードを閲覧することができます。

必ず GoogleAnalytics との連携を済まして起きましょう。

キーワード分析ツール

  • キーワードプランナー – Google Ads
  • Neil Patel さんの Ubersuggest

キーワードプランナー – Google 広告

Google 広告 は Google に検索エンジン型広告を出すツールです。SEO 対策初期から導入しましょう。検索エンジン型広告は SEO とも関連が深いということがわかると思います。

Google 広告 にキーワードプランナーという機能が内包されています。

キーワードプランナーでは、広告向けのキーワードの入札単価や市場規模を調べることができます。

Ubersuggest

Ubersuggestとして、Neil Patel(ニール・パテル)という方のサイトで公開されている SEO ツールです。SEO 対策初期から導入しましょう。

このツールは強力なツールです。キーワード調査からドメイン調査までできてしまいます。

検索順位分析ツール

Serposcope

Serposcope はオープンソースで無料で開始できる検索順位のチェックツールです。
検索順位ツールは多くの場合有料であり、さらに料金が結構かかります。Serposcope キーワード調査の上限など制限がないにもかかわらず無料で使うことができるため、まず調査を始めたいときには役立つつーるとなります。

最低限で始める SEO ツールまとめ

最低限で始める SEO ツールということで、無料で開始できる SEO ツールを中心にご紹介しました。

プロの SEO の専門家は、基本的にはツールの力を活かしてコンサルティングを行なっています。SEO 対策の予算が少ない場合でも、無料のツールで十分に成果を出すことができます。

ツールが多すぎるなども学習コストが増えてビジネスのスピードが遅くなります。最初はツールを絞ってスモールスタートがビジネスで成果をだすポイントだと考えています。

【再入門】ビジネスで SEO 集客に注力すべき SEO のメリットを理解しよう

ビジネス向けの SEO 集客を勧める人は多くいますが、その理由をはっきり述べる人は少ないと感じています。

なぜでしょうか。

多くの人が SEO のテクニックやノウハウに翻弄され、なぜビジネスで SEO 集客を選択するのかという本質的な部分に応えていません。テクニックやノウハウはもちろん重要ですが、なぜビジネスで SEO 集客なのかというメリットをあらためておさらいしてみましょう。

SEO 集客最大のメリットはコストパフォーマンス

SEO集客最大のメリットはコストパフォーマンスの良さです。

パフォーマンスが良いというのは、他の集客手法と比較して相対的に良いということです。これを覚えておいてください。

なぜなら相対的にパフォーマンスが良いと言うことは、多くの場合において SEO 集客の優先度が高いことを意味しています。

なぜ SEO 集客はコストパフォーマンスが良いのか

SEO 集客はコストパフォーマンスが良い理由は以下です。

  • キャッシュが出ていかないストック型集客手法である
  • ビジネスの専門性と相性が良い手法である
  • 再現性の高い手法である

メリット1 キャッシュが出ていかない集客手法である

SEO 集客はキャッシュが流出していかないストック型の集客手法です。
これが全て、最も重要です。

まずは一般的な広告のキャッシュモデルについて理解しましょう。

広告はキャッシュが出て行く手法が一般的

基本的に広告はキャッシュ流出して行くものが一般的です。

例えば、テレビ CM や雑誌広告、検索エンジン広告などはすベてお金がかかります。広告が表示されるごと、あるいはスマホでタップされたり購入されるごとにお金がかかるわけです。

これの意味するところは、広告を出し続ける限り必ずお金(キャッシュ)がかかるということです。

一方で SEO 集客では初期費用としてコンテンツ制作へのお金はかかりますが、それ以降キャッシュはあまりかかりません。つまり、SEO 集客はそもそもかかるお金が少なく、キャッシュリッチではないビジネス組織でも実行可能な施策と言えます。

SEO 集客がキャッシュ流出が少ない理由としては、次のストック型集客についても理解を深めてください。

ストック型の集客

SEO 集客はストック型の集客と言われます。これは集客効果が継続して溜まって行くということです。

例えば、集客目的でこのようなブログ記事を一度書いたとします。
月に10名の方に読んでもらえる記事ならば、10✖️12ヶ月で1年に120名を集客してくれる記事ですね。

つまり、初期投資1回で12ヶ月分の集客を賄えたのです。

一方、1ヶ月10名を獲得できるウェブ広告を出稿したとします。こちらはキャッシュが毎月かかります。1年間出稿するならば、1ヶ月の出稿が12回分かかってしまいます。

ビジネスをやっていれば、ある月は広告にお金を回せないという月もあります。キャッシュが止まると、一般的な広告では出稿が止まり流入が止まってしまいます。

しかし、SEO 集客ではキャッシュが止まっても集客が止まることはありません。初期費用を除けば運用コストがとても安いのと、ストック型の集客であるためです。

メリット2 ビジネスの専門性と相性が良い手法である

そして重要なメリットとして、SEO は専門性との相性が良い手法であることです。

一般的にビジネスを行なっている方は、そのビジネス分野のプロフェッショナルでしょう。

専門性が高い知識やノウハウをインターネット上に公開することは、SEO 集客にも良い効果をもたらします。

一方で、一般的なディスプレイ広告などでは高い専門性をアピールしたいニーズがあっても、広告の制約のため伝えきれません。SEO 向けに作られた自社ブログなら制約はありません。思う存分自社の技術力をアピールすることができます。

メリット3 再現性の高い手法である

ビジネスを拡大させるには、再現性の高さが重要です。
そして SEO 集客はノウハウの再現性の高さが大きなメリットです。

例えば、商品 A と商品 B があり、商品 A の SEO 集客が成果を出したとします。ならば、商品 A の SEO 集客ノウハウをそのまま商品 B にも利用できます。

専門性の高い内容をそのまま PR でき、そして他の商品にも横展開できるのが SEO 集客のメリットになります。

SEO 集客のメリットについてまとめ

SEO 集客はコストパフォーマンスがなぜ高いのかという点について解説を行いました。

SEO 以外の手法の場合、工夫が難しかったり結局コスト勝負になったりする傾向にあります。しかし、SEO では自社内でコンテンツをしっかりと溜めていけば、そのノウハウで新たに集客を積み上げることが可能です。

これは単に広告代理店にお金を払って任せっぱなしにするのと比較して、圧倒的に将来価値が変わってきます。

マーケティング手法として様々な選択肢がある中で、SEO の優先度を考えるときの参考にしてください。