ドメイン移管時の手順

ドメイン移管の手順をご紹介します。

  • 認証鍵(Authorization Info)を受けとり、送信する
  • DNSもしくはネームサーバーの設定をする
  • Whois情報の更新をする

移管最大の課題は、認証鍵のやりとりです。認証鍵でエラーなく移管できればその後の障害はほぼなしでいけます。

認証鍵(Authorization Info)の登録

ドメイン移管の手続き時には認証鍵の登録が必要です。
ドメイン運営会社ごとに手続きが異なる場合がありますので、移管でエラーが発生した場合はドメインの運営会社に問い合わせると役立ちます。

DNSやネームサーバーの設定

ドメインの移管が成功すると、DNSもしくはネームサーバーの設定をして、表示したいサーバーを指定します。

ここがどうなるかはケースバイケースですね。
レンタルサーバーならばネームサーバーになるでしょう。

Whoisの設定

ドメイン移管後にはWhois情報を確認します。

Whois情報が正しくない場合は修正しましょう。

ln コマンド

シンボリックリンクを作成するコマンドです。

使い方

ln -s ファイルのパス リンクのパス

引数が二つあり、前者が実ファイル、後者が実ファイルはないリンクだけの引数です。

参考

シンボリックリンクの作成、更新、削除、権限変更をしました。 – Qiita

cd コマンド

cd コマンドはディレクトリを変更するコマンドです。

使い方

cd ディレクトリパス

こちらでディレクトリを変更できます。

使い方の例

cd /home/username

こちらで /home/username へディレクトリを移動できます。

ロリポップ!でPHPのファイルアップロード上限を上げる

ロリポップ!レンタルサーバーはデフォルトファイルアップロード容量上限が2MBと20MBしか選択できません

WordPressを利用していると、20MB以上のファイルをアップロードしたいケースもあります。それに備えて限定的に20MB以上に変更する手法をご紹介します。

ロリポップ!でWordPressを利用している際の容量制限

WordPressではファイル容量を越えている場合にはエラーが出ます。

SAMPLE.MP3 は、このサイトのアップロードサイズ上限を超えています。

これはPHPのファイル容量上限設定を変更することで解消できます。

ロリポップ!のファイルアップロード上限は20MBが限界

ロリポップ!の管理画面にアクセスしてファイル容量上限を変更してみましょう。

ここで、ロリポップ!の公式設定では20MBまでしか指定できないので注意が必要です。

ロリポップ!のファイルアップロード上限upload_max_filesizeは20MB

つまり、ロリポップ!管理画面では20MB以上のファイルアップロード上限変更はできません。

.htaccess経由でupload_max_filesize上限を20MBから増やす

そこで、.htaccessを利用して、PHPのファイルアップロードサイズを変更します。

ロリポップ!レンタルサーバーでは、①.htaccessを優先するように設定変更、②.htaccessにupload_max_filesizeを記述、の2ステップが必要です。

管理画面から、php_value,php_flagの利用可能をOnにします。

.htaccessの設定内容を優先させる

.htaccessにpost_max_sizeとupload_max_filesizeの上限を指定します。

php_value post_max_size 64M
php_value upload_max_filesize 64M

この例では、64MBにしました。

64MBまでのファイルをWordPressなどでアップロードができるようになります。

ロリポップ!の設定を上限20MBに戻す

先ほどの.htaccessの優先指定はアップロードなどの作業が済んだら戻しておきます。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は スクリーンショット-2019-05-18-9.40.59-1024x89.png です
.htaccessの設定内容を優先をOffに

.htaccessの記述も消しておきます。
ロリポップ!の設定は20MBが上限ですのでその範囲の運用をお勧めします。