PageSpeed Insights の表示で、「使用していない JavaScript の削除」をせよと指示されるケースの対策です。

PageSpeed から使用していない JavaScript を削除せよと指定されています。
改善方法
削除せよとあるのですが、2つの方法をご提案します。
- JavaScript を削除する
- JavaScript の読み込み属性を defer にする
いずれも有効な方法ですのでお試しください。
JavaScript を削除
PageSpeed が指摘している JavaScript を削除すれば、指摘はでなくなります。
指摘部分がなくなるので当然です。
ただし、エンジニアなど専門スタッフでなければ JavaScript を削除していいのか判断がつかないケースもあります。
そのようなケースは次の defer 属性付与が有効です。
JavaScript の読み込み属性を defer にする
JavaScript 読み込み時の属性を defer で記述します。
該当のスクリプトが遅延読み込みになります。そのため PageSpeed のパフォーマンス改善へ効果があります。
パフォーマンスの確認
PageSpeed Insights を確認して「使用していない JavaScript の削除」という記述で該当の JS が消えていれば OK です。
パフォーマンスへの影響
今回は defer 属性追加の対応で PageSpeed の点数に改善がみられました。
defer 設定前の点数
defer 設定なしでは、モバイル43点、デスクトップ88点でした😇

モバイルは赤評価になっています。

defer 設定ありの点数
defer ありでは点数が改善しました。


モバイルで7点、デスクトップで4点の改善となりました。
「使用していない JavaScript の削除」まとめ
JavaScript の削除で PageSpeed の改善となりました。
パフォーマンス改善の参考としてください。
以下の対策でも同様の手法が有効です。
CAMON.TOKYO の吉澤修です。
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