【再入門】ビジネスで SEO 集客に注力すべき SEO のメリットを理解しよう

ビジネス向けの SEO 集客を勧める人は多くいますが、その理由をはっきり述べる人は少ないと感じています。

なぜでしょうか。

多くの人が SEO のテクニックやノウハウに翻弄され、なぜビジネスで SEO 集客を選択するのかという本質的な部分に応えていません。テクニックやノウハウはもちろん重要ですが、なぜビジネスで SEO 集客なのかというメリットをあらためておさらいしてみましょう。

SEO 集客最大のメリットはコストパフォーマンス

SEO集客最大のメリットはコストパフォーマンスの良さです。

パフォーマンスが良いというのは、他の集客手法と比較して相対的に良いということです。これを覚えておいてください。

なぜなら相対的にパフォーマンスが良いと言うことは、多くの場合において SEO 集客の優先度が高いことを意味しています。

なぜ SEO 集客はコストパフォーマンスが良いのか

SEO 集客はコストパフォーマンスが良い理由は以下です。

  • キャッシュが出ていかないストック型集客手法である
  • ビジネスの専門性と相性が良い手法である
  • 再現性の高い手法である

メリット1 キャッシュが出ていかない集客手法である

SEO 集客はキャッシュが流出していかないストック型の集客手法です。
これが全て、最も重要です。

まずは一般的な広告のキャッシュモデルについて理解しましょう。

広告はキャッシュが出て行く手法が一般的

基本的に広告はキャッシュ流出して行くものが一般的です。

例えば、テレビ CM や雑誌広告、検索エンジン広告などはすベてお金がかかります。広告が表示されるごと、あるいはスマホでタップされたり購入されるごとにお金がかかるわけです。

これの意味するところは、広告を出し続ける限り必ずお金(キャッシュ)がかかるということです。

一方で SEO 集客では初期費用としてコンテンツ制作へのお金はかかりますが、それ以降キャッシュはあまりかかりません。つまり、SEO 集客はそもそもかかるお金が少なく、キャッシュリッチではないビジネス組織でも実行可能な施策と言えます。

SEO 集客がキャッシュ流出が少ない理由としては、次のストック型集客についても理解を深めてください。

ストック型の集客

SEO 集客はストック型の集客と言われます。これは集客効果が継続して溜まって行くということです。

例えば、集客目的でこのようなブログ記事を一度書いたとします。
月に10名の方に読んでもらえる記事ならば、10✖️12ヶ月で1年に120名を集客してくれる記事ですね。

つまり、初期投資1回で12ヶ月分の集客を賄えたのです。

一方、1ヶ月10名を獲得できるウェブ広告を出稿したとします。こちらはキャッシュが毎月かかります。1年間出稿するならば、1ヶ月の出稿が12回分かかってしまいます。

ビジネスをやっていれば、ある月は広告にお金を回せないという月もあります。キャッシュが止まると、一般的な広告では出稿が止まり流入が止まってしまいます。

しかし、SEO 集客ではキャッシュが止まっても集客が止まることはありません。初期費用を除けば運用コストがとても安いのと、ストック型の集客であるためです。

メリット2 ビジネスの専門性と相性が良い手法である

そして重要なメリットとして、SEO は専門性との相性が良い手法であることです。

一般的にビジネスを行なっている方は、そのビジネス分野のプロフェッショナルでしょう。

専門性が高い知識やノウハウをインターネット上に公開することは、SEO 集客にも良い効果をもたらします。

一方で、一般的なディスプレイ広告などでは高い専門性をアピールしたいニーズがあっても、広告の制約のため伝えきれません。SEO 向けに作られた自社ブログなら制約はありません。思う存分自社の技術力をアピールすることができます。

メリット3 再現性の高い手法である

ビジネスを拡大させるには、再現性の高さが重要です。
そして SEO 集客はノウハウの再現性の高さが大きなメリットです。

例えば、商品 A と商品 B があり、商品 A の SEO 集客が成果を出したとします。ならば、商品 A の SEO 集客ノウハウをそのまま商品 B にも利用できます。

専門性の高い内容をそのまま PR でき、そして他の商品にも横展開できるのが SEO 集客のメリットになります。

SEO 集客のメリットについてまとめ

SEO 集客はコストパフォーマンスがなぜ高いのかという点について解説を行いました。

SEO 以外の手法の場合、工夫が難しかったり結局コスト勝負になったりする傾向にあります。しかし、SEO では自社内でコンテンツをしっかりと溜めていけば、そのノウハウで新たに集客を積み上げることが可能です。

これは単に広告代理店にお金を払って任せっぱなしにするのと比較して、圧倒的に将来価値が変わってきます。

マーケティング手法として様々な選択肢がある中で、SEO の優先度を考えるときの参考にしてください。

【必須】ウェブ分析最初の一歩 GoogleAnalytcis の設定

ホームページやブログのウェブ分析しっかりできていますか。
あるいは、ビジネスの結果に繋げられていますか。

「GoogleAnalytics は見ているけど、どうも見方がわからなくて困っている。」

そのような声にお応えするためにウェブ分析最初の一歩、必ず整備して欲しい設定をご紹介します。

ウェブ分析の最低条件は3つ

正直な話、サービスのウェブ分析をビジネスに繋げられているかどうかは、ウェブ分析の環境を教えていただくことで、だいたいわかります。

まずは以下の3つを確認してください。

  1. GoogleAnalyticsが導入されている
  2. SearchConsoleと連携できている
  3. GoogleAnalytcisの目標が設定されている

いかがでしょうか。会社にマーケターがいるから、エンジニアがいるからと安心せず必ず確認してください。私が知る現場では、これら3点が設定されていない環境が多かったです。

GoogleAnalytics の導入について

GoogleAnalytics はウェブ分析ではディファクトスタンダードなツールです。
正直な話、これが導入されていない現場はウェブ分析以前の段階と言えるでしょう。どんなに分析をしようとしても、データ無しには多くを語ることはできません。

とにかくまず GoogleAnalytcis を導入しましょう。

GoogleAnalytics の導入からウェブ分析の最初の一歩が始まります。

SearchConsole と連携しているか

次に、GoogleAnalytics と SearchConsole の連携を確認しましょう。
意外にこの重要な設定がなされていないケースが多いです。

GoogleSearchConsole のデータは SEO の集客状況を見るために必須のツールです。もしこれが、GoogleAnalytics と連携されていないということは、今までウェブ集客の重要な1つである SEO の分析を一切行ってきていなかったという状況と言えるでしょう。

SearchConsole を GoogleAnalytics と連携していない場合、そもそも SearchConsole を使用していない、あるいは、SearchConsole は使っているが GoogleAnalytics と連携していないというパターンです。

後者の場合は連携していないだけでデータは取れていますが、前者の場合検索のデータがそもそも取得できていません。早急に SearchConsole の導入から進めてください。

GoogleAnalytcis に目標設定の有無

GoogleAnalytics で目標機能は、GoogleAnalytics の最も大事な機能と言っても大袈裟ではありません。

GoogleAnalytics は目標を設定すれば、コンバージョンという項目で目標に達成するまでのデータを分析できるようになります。

逆に GoogleAnalytcis の目標設定をしていないということは、それだけでサイトには目標がない状態ということがわかります。さらに言えば、そのサイトを運営する組織やチームの目標が設定されていなかったり曖昧だったりする場合が多いのです。

目標設定はとにかくなんでもいいので設定してください。お問い合わせページの表示や、バナーのクリック数など簡単なところからでも構いません。

まずは、「数字をとる」ところから分析が始まります。

ウェブ分析最初の一歩を踏み出そう

ウェブ分析最初の一歩という3つの重要なポイントをご紹介しました。

いかがでしょうか。みなさまの職場のウェブ分析環境は十分に整っていましたか。これら GoogleAnalytics の整備は、サイトに数値分析という現実的な手法をもたらします。

数値分析をしていないサイトはコンパスのない旅のようなものです。まずは小さなことからでも設定を行い、方向を定めていきましょう。

WordPress の目次プラグイン Easy Table of Contents を導入しました

WordPress の目次表示プラグインといえば、Table of Contents Plus が有名ですが、Table of Contents Plus は長年メンテされていないことも有名です。

そこで、当サイトでは Table of Contents Plus の代わりに Easy Table of Contents を導入しました。この記事では、Table of Contents Plus をご検討の方のために代替プラグインとして参考としていただきいと思います。

Table of Contents Plus は WordPress 公式ページから noindex 扱い

Table of Contents Plus の wordpress.org 公式ページをご覧いただければわかるのですが、Table of Contents Plus は公式ページでも noindex になっています。

公式ページにアラートのメッセージが掲載されています。

This plugin hasn’t been tested with the latest 3 major releases of WordPress. It may no longer be maintained or supported and may have compatibility issues when used with more recent versions of WordPress.

https://wordpress.org/plugins/table-of-contents-plus/

このプラグインは WordPress のメジャーリリースでテストされず長くテストされていないという指摘があります。

つまり wordpress.org 公式のメッセージとしてメジャーバージョンのアップデートに追従していない Table of Contents Plus は使わない方がいいよというメッセージかと感じました。

Table of Contents Plus を紹介するメディアに注意

日本語のブログやメディアでは、このような状況になった近年でも Table of Contents Plus を紹介するような記事が多いです。このような情報には注意した方がいいと感じています。

現在のところ Table of Contents Plus は全く問題なく WordPress で動作しますが、今後長年使えるプラグインとなるかは不透明と言えるでしょう。

Easy Table of Contents を導入

私は有名プラグイン Table of Contents Plus の代わりとして、Easy Table of Contents を導入しました。

ひとまず目次を表示するだけでしたら、Easy Table of Contents で全く問題ないです。Table of Contents Plus の代替プラグインとして今後有力な選択肢になっていくと考えています。

Easy Table of Contents の設定

管理画面の設定の項目に目次という項目が登場しました。

設置に「目次」が登場

こちらからの項目から設定を行います。

自動挿入を有効に

自動挿入にした方が効率が良いので、投稿ページの自動挿入を有効にします。

表示条件を変更

表示条件は見出しがある場合全て表示にしておきます。

必ず表示にしておいた方がコンテンツ運用のコストは低く済むと考えています。

見出しラベルを変更

デフォルトだと見出しが英語なので、目次に変更します。

テーマを変更

テーマをグレーにしました。

ここはサイトの雰囲気に合う設定がいいですね。

参考

WordPress のメディアアップロードで http エラーの対策

WordPress のメディアアップロード機能ではたまに、http エラーと表示される場合があります。

これは何らかのエラーによりアップロードがうまくいかないケースです。

「何らかエラーが発生しているけれど、具体的にはわからないよ」という状態です。

この何らかのエラーというのが、原因がわかりづらい要因となっています。

しかし、WordPress を運用している方なら、ある程度経験済みのエラーかと思います。実際の対策をご紹介します。

エラー対策1 リロードする

ブラウザの一時的なセッションがうまくいっていない状態でのエラーや、共用サーバーでは調子が悪い場合があります。

WordPress では編集に、メディアアップロードをすると http エラー が発生しやすいです。

エラーが出ても慌てずブラウザをリロードしてから、再度アップロードを試してください。

エラー対策2 PHP のログをみる

リロードでもエラーが消えない場合、PHP のエラーログを確認すると良いでしょう。

エラーログが手に入る環境ではエラー解消の有力な手がかりになります。

エラー対策3 ホスティング元に問い合わせ

レンタルサーバーなら、エラーを伝えればは担当が調査してくれる場合があります。

どうしても困ったら問い合わせてみるとヒントをもらえるかもしれません。

get_stylesheet_directory_uri()の使い方

テーマのパスを取得する関数です。get_template_directory_uri()とほぼ同じです。
違いは「子テーマをの場合、子テーマのディレクトリパスを返す」ここがポイントです。

メリット

get_stylesheet_directory_uri() を使用するとこで、子テーマのパス指定が簡単になります。SSL 対応やドメイン変更など運用にも強いコードになります。

使い方

echo で出力して使います。

<a href="https://camon.tokyo/" ><img src="<?php echo get_stylesheet_directory_uri(); ?>/images/logo.png" /></a>

この辺りもget_template_directory_uri()と基本的には変わらないですね。

参考

https://wpdocs.osdn.jp/%E9%96%A2%E6%95%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9/get_stylesheet_directory_uri

get_template_directory_uri() の使い方

get_template_directory_uri() はテーマのディレクトリパスを取得する関数です。

WordPress のテーマを編集する際、必ず遭遇するのが get_template_directory_uri() と言っても過言ではないでしょう。

メリット

テーマで get_template_directory_uri() を利用しておくことで、SSL 対応やドメイン変更など WordPress の運用に強いコードを作ることができます。

使い方

テーマのディレクトリパスを取得したい場合に利用します。
get_template_directory_uri が意味するテーマとは親テーマのことです。ここがポイントです。

出力は echo で行います。

<a href="/"><img src="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/images/camon_logo.png" /></a>

echo と組み合わせて HTML 内に出力というのが多いですね。

子テーマの場合

子テーマでテーマの パスを取得したい場合は、get_template_directory_uri ではなく、get_stylesheet_directory_uri を使用します。

参考

https://wpdocs.osdn.jp/%E9%96%A2%E6%95%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9/get_template_directory_uri

Dashicons とは WordPress で使えるアイコンのことです

WordPress では Dashicons というアイコンが使用できます。
管理画面などで使用されているアイコンがこの Dashicons ですね。

管理画面に使われている Dashicons

使い方

Dashicons のアイコン一覧ページから HTML、CSS、PHP 内で使用できる記載をコピーできる形式で取得できるようになっています。一覧から取得して使うとすごく便利です。

参考

WordPressの管理画面にメニューを追加するadd_menu_pageの使い方

WordPress 管理画面に独自メニューを追加できる、add_menu_page() をご紹介します。

add_menu_page() は管理画面に独自のメニューを追加できる関数なので、テーマ開発やプラグイン開発で必ず登場する関数とも言えます。

使い方

add_menu_page() ですが引数が多めです。

add_menu_page( string $page_title, string $menu_title, string $capability, string $menu_slug, callable $function = '', string $icon_url = '', int $position = null )

引数はストリング型が多いです。最後のポジションが int 型です。

呼び出し関数の中で、表示したい内容を記述すれば、追加したメニューに反映されます。

呼び出すには

add_menu_page() は add_action のアクションフックを使用します。

//管理画面にメニューを追加
function add_my_menu() {
    add_menu_page( 'page_title', 'menu_title', 'administrator', __FILE__, 'function_name', '', 8);
}
add_action('admin_menu', 'add_my_menu');

上記例の中にある、function_name 部分で HTML 出力コードを記載すると良いでしょう。

position について

パラメータの $position には管理画面での表示位置を数字で指定します。

Default: bottom of menu structure #Default: bottom of menu structure
2 – Dashboard
4 – Separator
5 – Posts
10 – Media
15 – Links
20 – Pages
25 – Comments
59 – Separator
60 – Appearance
65 – Plugins
70 – Users
75 – Tools
80 – Settings
99 – Separator

https://developer.wordpress.org/reference/functions/add_menu_page/#menu-structure

例えば管理画面にある設定項目の下に表示するには80を指定します。
ここは実際にコードを書いて試してみるとわかりやすいです。

参考

translate() または、__()、_e()で翻訳のための関数について

国際化、翻訳のための関数です。
__() は translate() のエイリアスとのことですが、translate()は直接しようしないようにせよとありました。

使い方

使い方
<?php translate( $text, $domain ) ?>
パラメータ
$text
string) (必須) 翻訳するテキスト。初期値: なし
$domain
string) (optional) 翻訳テキストを取得するドメイン。初期値: ‘default’
戻り値
(string) 
翻訳されたテキスト。

https://wpdocs.osdn.jp/%E9%96%A2%E6%95%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9/translate

公式ディレクトリに公開するようなプラグインやテーマなどは__()を利用しておいて、基本的には多くの言語に対応したほうがいいですね。

日本人のみを対象とした有料プラグインなどでは不要かもしれません。

参考

WordPress にプラグインとして認識させるコメントヘッダの書き方

WordPress のプラグイン開発の際、ヘッダの記載は最初に認識しておくべき内容です。

プラグインとして認識させる1行のヘッダ情報

WordPress へプラグインとして認識させるには、PHP ファイルにコメントの記載が必要です。

<?php
/*
 * Plugin Name: My Plugin
 * /

以上です。

PHP ファイルにコメントで、「Plugin Name: ◯◯プラグイン」と記載するだけでそのファイルをプラグインとして認識されます。

プラグインが認識されるか確認

WordPress の wp-content/plugins ディレクトリに新規ディレクトリを作るか、もしくはコメントを書いた PHP ファイルをディレクトリを含んだ ZIP ファイルにして WordPress に追加してみてください。

ヘッダコメントを書いただけの PHP ファイルでも、WordPress はプラグインとして認識してくれます。

もちろんヘッダだけでは中身がないので動作はしませんが、プラグイン開発の全てはこのヘッダから始まります。

参考

今回の内容ですがプラグインスターターキットを使用すれば、ヘッダ周りの知識なしでもジェネレータが自動生成してくれます。ジェネレータでプラグインソースを生成して中身の確認をしてみると参考になります。